岡山県倉敷市での遺品整理。
そこにこんな一品が。昭和中期のミシンです。
僕は子供の頃この手のミシンが家にあって、母親が一生懸命足をパタパタやりながら雑巾を縫っていたことを思い出します。
僕たちのような遺品整理の仕事であれば、正直この頃のミシンは見慣れているので、問題はそこではありません。
僕が気になったのはコレ。
1969年のカレンダー手ぬぐい。
これがおさえに挟まれたまま、このミシンはカバーをかけてしまってありました。
縫っている途中でもないことを見ると、きっと故人の思い出が詰まった物だったのだろうと私は推測しました。
後でご遺族に聞くと、よくこの手ぬぐいを好んで使われていたそうです。すべての整理が終わった後、ご遺族には他のご遺品と共に大切にお持ち帰り頂いて、私たちは現場を後にしました。
私たちはご遺品を何も見ず、考えず、捨ててしまうということは遺品整理ではないと考えています。
どんな小さい物・細かい物であっても必ず目を通し、見落としがないよう努めております。
故人の遺志を読み解き、今に伝える。それが真の遺品整理です。
何万点もの遺品を見続けた遺品整理士が弊社には多数在籍しております。
岡山県の遺品整理・生前整理はココピアおかやまにおまかせください。
遺品整理・生前整理 ココピアおかやま 藤原
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