ご遺品整理を行うのには手間と時間がかかります。
処分すべきか、しないべきか、悩む場面も多いことかと思います。
そこで今回は、そんな悩みの種の1つである「現金」についてお話いたします。
ご遺品整理をしている中で現金を見つけた場合、どうするのがよいのでしょうか?
基本的には、見つけたからといって、その人のものにするというのはいけません。
いくら1000円であっても、相続人たちが集まって話し合いをする必要があります。
また、現金も遺産の1つであるため、相続税もかかってきます。
この相続税の金額は、現金の額によって異なるので注意しましょう。
このような相続人同士でおこりうるトラブルを避けたい場合は、なるべく相続人全員が集まってご遺品整理することが求められます。
もし大金が見つかった場合、見つけた人が隠してしまう、という可能性も否定できませんよね。
このようなことを確実に防ごうとすると、どうしても全員参加というのが必要になるでしょう。
また、根本的な解決方法として、専門業者に頼むというのは有効な手段です。
相続の話し合いの場であっても、ご遺品整理の場であっても、専門業者は第三者なので、中立な立場だと考えられるからです。