都心部を中心に、独居老人の孤独死が増えており大きな問題となっています。
故人にご遺族がいる場合は、ご遺品の整理が必要となり、離れて暮らしている場合は時間や労力を割くことが難しいのが現状です。
そこで、遺品整理の代行を専門業者に任せる方が増えていますが、その利用には様々な注意点があります。
まず故人が賃貸の住まいの場合だと、部屋をいつまでに返さなければならず、遺品整理は何日で行わなければならないのかをしっかりと把握する必要があります。
そして依頼する時、作業現場に立ち会う日がとれるか、立ち会わないと貴重品なども処分されてしまう可能性があることや、遺言書に形見について記載されているか、記載されていたら、その旨を専門業者に伝える必要もあります。
ご遺族は思い出のつまったものや、価値の高いものなどさまざまなものがあります。
短期間の納期や低価格を売りにしている専門業者は、不用品回収の専門業者である可能性が高く、こうしたご遺品を丁寧に扱わないケースも多いため、複数の専門業者を見繕い、適正価格で実績のある専門業者を選択しましょう。