前回までに確認した手順により、残りはほぼ不要なものになっているはずです。
売却できるものは売却、残りのものは処分しようと考える方が多いでしょう。
具体的に売却可能なものは、家電製品や新しい家具、アンティーク品や骨とう品、有名ブランド品、書籍類や金券、未使用のはがきや切手、楽器類など多岐にわたります。
ただ、電化製品等は故障していたり、あまりにも傷が多かったりしていた場合は買取を拒否される場合もあります。
残りのもの引き取り専門業者に引き取りを依頼したり、ゴミに出したりしてしまうことになると思われます。
ゴミに出す際に、ご遺品は該当地域の住人でないためゴミは出せないと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、結論から言えばゴミを出すことはできます。
また、ご遺品整理だと申し出れば搬入の手伝いをしてくれたりと特別な対応を取ってくれる自治体もあるので、確認してみましょう。
部屋の中のものの整理がすべて終わったならば、ぞうきんがけや掃除機で簡単な掃除を行っておくとよいでしょう。
ご遺品整理はご故人を偲ぶ大切な機会ですので、時間がかかることはしょうがないことです。ご故人のために心を込めて行いましょう。