こんにちは。ココピアの小野です。
「墓じまい」のご相談を受けることも増えてきました。墓じまいとは、少子化や高齢化により後継者がいなくなった墓や、遠方でお参りにいけない、などを理由に墓を引越しする(改葬する)際に、解体、撤去することをいいます。お墓を撤去する際には、使用権を返還する手続きをします。その際、今あるお墓の土地を更地の状態に戻して返還しなければなりません。
今回のご依頼は、「墓じまい」と「家財整理」のご依頼です。
仏教の場合、解体する前に「魂抜き」と呼ばれる供養を行います。
この、写真の白晒し布でハチマキをして有る墓石は抜魂を済ませた明かしです。また、魂を抜いた後、御供養や開眼するまでに(新しい墓地などに移転する時など)浮遊している他人の魂が入らない様に魔除けの意味も有るそうです。住職の法要のあと、晒しを巻いてゆきます。
魂抜きをした後は、お墓を運び出してゆきます。
かなり重たいですし、ご先祖様が代々眠っていたお墓ですので、緊張しますね。
運んでくださるのは、石材のプロの方たちですので安心です!!
お墓は一つではありません。魂抜きをしたお墓すべてですので、結構な数の場合もありますね
遺骨を全て取り出したあとは、更地にしていくために穴を真砂土で埋め立てていきます。
最後に、ココピアのこだわりとして、石板を敷いて終了です!!ここに石板を置くのは、墓石のあった印で、むやみにその土地を荒らさないために置かせていただきました
そして墓じまい後の遺骨の行き先についてなのですが、実際に墓じまいをされや方達が遺骨をどうされたかのアンケート結果を見つけたので掲載しておきますね♪
(2016年)
1位 公営墓地への改葬合祀
2位 散骨
3位 菩提寺で永代供養(合祀・合葬)
4位 納骨堂
5位 手元供養
このように現代のお墓事情はどんどん変化していってますね。引き継ぐ人もいなく、残された家族に金銭面などでも負担をかけないようにするために、生前に今後を話し合う親族もあるようですが、まだまだその問題を話し合う人たちは、30%にも満たないそうです。
弊社では、遺品のお片づけから墓じまいまでトータルでご相談を承れるように、お寺様や石材店さんなどと提携しておりますので安心してお任せください。
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