定年退職などで第二の人生をスタートさせたとき、必要なものが増えることもありますが、もう使わないものもありますよね。
子供が巣立って広い家が必要なくなればマンションなど、二人で広すぎないスペースに転居する場合など、かなり思い切って、必用なものとそうでないものを分けなければなりません。
こうして新しい生活に移る為に、必用でないものをしっかり処分することを、老前整理といいます。
これとは別に、最期の時に向き合う事になったとき、のこされた人々に後を託す準備が必要になります。
遺産の配分やご遺品の取捨など、のこされる人々をトラブルに巻き込まないために、一層しっかりとした見通しを立て、エンディングノートや遺言書の作成するために、今どこに何があるのか、どれをのこしどれを処分するのか、しっかり整理しておかなければなりません。
これを生前整理と言います。
老前整理は物をスッキリさせるために、生前整理はのこされた家族が相続トラブルをおこさないようにするためです。
目的も誰がするかもいつするかも違うのです。
しかし、どちらも不可欠な整理であることに変わりはありません。
有意義な人生設計のためにも、上手な整理をしていきたいものです。