終活やエンディングノートという単語も、徐々に浸透してきましたね。
最近では書店に置かれていることもあり、興味を持った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まず最初に確認しておくと、エンディングノートには法的効力がないので、遺言書とは性質の違うものです。
ではどのような内容を書くかと言うと、
・葬儀の方法
・知らせて欲しい友人
・連絡方法
・墓地についての希望
といった死後のことや、家族に対する感謝の気持ちを書いておくことが多いようです。
財産分与について書き記し、実際にエンディングノートの意志のまま実行されることもありますが、それは幸運にも揉め事のなかったケースです。
相続時にはどうしてもトラブルが起きる可能性があるので、法的効力のある遺言書も作成しておきましょう。
遺言書は主に財産のことを書きのこすもので、エンディングノートは生活に関する手続きや伝えておきたい感情をのこす場所、といったところでしょうか。
いきなり遺言書を作成するのは敷居が高い作業でもあります。
その前段階としてエンディングノートを作成し、財産内容を確認した上で遺言書を作成する人もいるようです。
ご自身の人生を振り返る機会にもなりそうですね。