昨今、ご自身が元気なうちに遺品整理などをして心安らかに死を迎える「終活」という言葉をよく聞くようになりました。
その終活を始めるあなたへ、考えるべきポイントを三つ紹介します。
【財産の存続について】
通常の預貯金や保険金の有無は家族に伝えておくのがよいでしょう。
一般的には法的に平等に処理されますが、もし財産分与に関してご自身の意向があれば遺言書等をのこしておく必要があります。
財産は、ご遺族に思いがけないトラブルを起こす原因となることもありますので、しっかり決めておきましょう。
【ご自身のお墓について】
最近では生前にご自身のお墓を準備している人も少なくありません。
どこにどの程度のお墓を作ってほしいのか、あるいは、納骨堂や散骨などを希望するのかなど家族に伝えておくと親切です。
【葬儀について】
葬儀は、基本的にはご遺族と生前お世話になった方々のためのお別れの場です。
家族葬あるいは宗教にとらわれないお別れ会など、選択肢はさまざまですので、希望があれば家族に伝えておきましょう。
葬儀会社に相談すれば、見積りもしてもらえます。
死ぬためにではなく、今をよりよく生きるためにも終活を始めるのは素晴らしいことです。