こんにちは。
岡山・倉敷で遺品整理や生前整理を専門とするココピア、広報スタッフです。
昨年8月、宮崎県の日向灘で震度6弱の揺れを観測した地震を受けて、南海トラフ臨時情報が発表されましたね。
一週間ほど厳重注意となり、その機会に防災グッズの見直しをされたという方も多いのではないでしょうか?
いつ起きるか分からない天災。今できる対策とは何でしょうか?
家で地震が発生した時、ご自宅は安全な場所になっていますか?
幸いなことに災害が少ないとされている岡山県ですが、だからこそ防災意識が低いとも言われています。
対策をすることはいざという時の安全になりますが、それ以上に起きる前【今】の精神的安心にもつながります。
本記事では、地震を意識した片付けのステップ1として、『床を片付けること』をご紹介します。
ご自身の状況と照らし合わせながら、一緒に出来ることから始めませんか?
目次
地震対策の第一歩は「床を片付けること」
地震が起きたとき、床にモノが散らばっていると避難経路をふさいだり、転倒の原因になったりして大きな危険を招きます。
床をスッキリさせることは、命を守るための簡単で効果的な対策です。
しかし、家全体をいっぺんに片付けるのは大変ですよね。
そこで今回は、片付けるべき場所の優先順位を決めて、少しずつ取り組む方法をご紹介します!
片付けるべき場所の優先順位
1. 寝室:命を守る最優先エリア
寝室は、私たちが一日の1/3を過ごす場所です。特に夜中に地震が起きた場合、暗い中で床にモノが散らばっていると転倒しやすくなります。また、揺れで飛び散ったモノや倒れた家具が寝ている人に当たるリスクもあります。
リラックスして過ごす時間の長い寝室だからこそ、災害対策はしっかりしておく必要があります。
- まずやること:
→ ベッド周りの床をスッキリ片付けましょう。脱ぎっぱなしの服や読みかけの本、スマホの充電ケーブルなどを整理するだけで、転倒リスクが減ります。 - ポイント:
→ 枕元に靴下やスリッパを用意しておくと、ガラスが割れた場合でも安全に移動できます。私はベッド下に動きやすい運動靴を一足準備しています。
2. 玄関:スムーズな避難のために
次に片付けるべき場所は玄関です。地震が起きた際、玄関は家族全員が避難するための重要なルートです。ここがモノで散らかっていると、靴を履くのに時間がかかったり、避難ルートがふさがれたりして命に関わる事態になることもあります。
- まずやること:
→ 靴や傘など、床に置きっぱなしになりがちなモノを片付けます。靴箱や傘立てを活用して、「使うモノだけ」を整理しましょう。 - ポイント:
→ 玄関には非常持ち出し袋を常備しておくと、いざというときに安心です。また、靴箱の上に懐中電灯を置いておくのもおすすめです。
3. リビング:家族が集まる場所を安全に
リビングは家族が長時間過ごす場所です。地震が起きたとき、床にモノが散らばっているとつまずいたり、転倒したりしてケガをする危険があります。また、家具や家電が多い場所でもあるため、揺れでモノが落ちてくるリスクを減らすためにも、まず床を片付けることが大切です。
- まずやること:
→ 子どものおもちゃや雑誌、リモコンなど、床に散らばっているモノを定位置に戻します。
→ 配線や延長コードも床に置きっぱなしにせず、壁沿いにまとめて固定しましょう。 - ポイント:
→ モノの定位置を決めることで、散らかりにくくなります。収納ボックスやカゴなどを活用すると便利です。
一般的な片付け法は参考程度に、ご自身にとって気持ちよく安全に過ごせるお部屋づくりを心がけてみましょう!
4. その他の場所:キッチンや浴室など
寝室・玄関・リビングの片付けが終わったら、キッチンや浴室などの他の部屋に取り掛かります。特にキッチンは食器類や調理器具が多いため、揺れで飛び散ると大きなケガの原因になります。床に置かれているモノや収納の見直しを進めましょう。
片付けの優先順位でステップアップするメリット
一度にすべて片付けようとすると、やる気をなくしてしまうこともあります。でも、優先順位を決めて少しずつ進めていけば、負担が軽減され、確実に安全性を高めることができます。
片付けを進めるためのコツ
- 1日15分から始める
一気に片付けようとせず、1日15分や1か所だけなど、小さく区切って進めると無理なく続けられます。
- 使わないモノは手放す
「1年以上使っていない」「壊れている」モノは思い切って手放すのもいいかもしれません。
当社では不要品回収サービスを提供しているので、大量のモノも安全に処分できます!「いる・いらない」の分別だけお客様が行い、廃棄物の処分は弊社におまかせいただくと時間短縮できますね♪
- プロの手を借りる
片付けが難しい場合は、プロの片付けサポートを利用するのも一つの方法です。当社ではライフオーガナイザー(片付けの専門家)や防災士の資格を持った『お片付けのプロ』をご紹介することが可能です!
ココピアと一緒に「防災を意識した片付け」しませんか?
お客様と一緒にお片付けも可能です
ココピアでは、お客様立会いのもと片付け作業を行うことも可能です。
これまでご依頼いただいた方の中にも「自分たちで確認しながら片付けたい」という方がいらっしゃいます。
「これは残したい」「これは処分したい」など、細かなご希望に丁寧に対応します。探し物がある場合も、一緒に見つけるお手伝いをします。
お客様にとって大切なものが詰まっているお家だからこそ、納得のいく形でお片付けを進めさせていただきます!
ライフオーガナイザーと連携したお片付けサポートも
不用品回収はココピアが行い、その後快適な空間を保つための整理収納に関するサポートは、信頼できる業者をご紹介いたします!
長期的なサポートを通して、いつでも気持ちのいい空間を維持することが可能になります♪
ちなみに、ココピアの事務所なども定期的に見直しサポートいただいてます✨
▽倉庫の整理をお願いした際の様子(Instagram)
詳しくはご相談くださいね。
まとめ:まずは寝室から始めよう
地震対策として、床を片付けることは命を守る大切な一歩です。特に、寝室、玄関、リビングという優先順位で片付けを進めることで、効率的かつ効果的に安全性を高めることができます。
まずは簡単に取り組める寝室の床片付けから始めてみませんか?スッキリした空間が生まれると、次のエリアの片付けも自然と進めたくなりますよ!
次の記事では、「高い家具の転倒防止対策」についてご紹介します。ぜひお読みください!