こんにちは。
岡山・倉敷で遺品整理や生前整理を専門とするココピア、藤原です。
11月28日(木)に、瀬戸内市にある日本ITビジネスカレッジにて授業をさせていただきました。
過去にこちらの2年生に向けてお話させていただいており、今回は1年生へ、というご依頼でした!
日本語の勉強をはじめたばかり・留学1年目の学生さんへ授業
日本ITビジネスカレッジの介護福祉科1年生の生徒さんたちに孤独死や、ゴミ屋敷の現場の経験から、日本の環境問題や独居老人などの現状についてお伝えしました。
1年生の生徒さんはみなさん留学生で、まだ日本に来て1年目ということもあり、日本語が伝わりにくい場合もあると聞いていました。
「言語が分からない方にちゃんと伝わるにはどうしようか?」と思っていたのですが、副校長先生と、担任の先生から「熱意と岡山弁で大丈夫です!」と言っていただけたので、いつもどおりの自分で臨みました!
ゴミ屋敷や孤独死、そして特殊清掃、遺品整理など…普通の日本人でも聞き慣れない言葉たち。
きっと学生のみなさん、頭の中は「??」だったと思うのですが、ジェスチャーと画像と熱い想いで伝わったのか、色々な表情や反応を見せてくれました。
母国と比べた日本の社会問題について
そして、留学生の方たちの国についても教えてくれました。
- 孤独死が起こるような状況ではない。なぜなら、一人ぼっちにさせるような家はどこもない。近所の誰かが必ずいて、みんなで暮らしているから
- 日本の現実に驚いた!
- とても悲しい。少しも減らしていきたい。
など、さまざまな率直な感想を教えてくれました。
カードを使ったワークショップの様子
また後半では、カードを使ったワークショップを少ししました。
「もしも自分の国の大統領や町長になったら何がしたい?」って質問に、
「海外で働かなくてもいいように、自分の国で仕事をつくりたい」と言う方や、
「介護施設を自分の国にも作りたい、電車走る街にしたい(電車ないそうです)。交通をもっとよくしたい」
など、それぞれの国の事情が聞けて私自身多くの学びをいただきました。
皆様、ありがとうございました!
教材となる品物を寄付
授業の後、福祉課のみなさんへ体温計・血圧計用品などの品物を寄付させていただきました。
これらは、ココピアのお片付け現場にて発見された品物です。
教材としてお役に立ててださるそうです。
▽以前にも寄付させていただきました。今後も、少しでも学業の手助けとなれるよう、サポートさせていただけると幸いです。
まさかのサプライズ
後日、副校長からお手紙届きました。
中には、感謝状と生徒のみなさんが書いてくれたメッセージが入っていたのです。
「私の授業どうだったかな?うまく伝わったかな?」と不安だったのですが、このメッセージを見てとても嬉しかったです。
これからも日本でたくさんの勉強をされて素敵な介護福祉関連のお仕事で活躍してほしいです。
応援してます!
▽二年生のみなさんに授業させていただいた記事はこちら